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南カリフォルニア・サンディエゴから日本へ永住帰国。 ゆらゆらと漂う気まま生活

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陪審員

先日、ショーンあてに裁判所からの陪審員の召喚状が届いた。
今日はその第一回目の裁判の日だったらしく、少し遅めのお帰りでありゃしゃりました。
明日も明後日も行かなきゃいけないらしく、すごく嫌がってたよ。「すごく退屈なんだよ。。。」とか言っておりました。

今回は、罪状が4つもある中年のデブな男だったんだってさ。家庭内暴力と、強盗、などなど。他の罪状は忘れたらしい。

それでいいのか陪審員!!!

さて、ここで陪審制の基礎知識をお勉強しておきましょう。

陪審制

陪審制(ばいしんせい)とは司法制度において一般市民から選ばれた成人男女が陪審員として証拠認定と被告の有罪無罪を決める制度で、アメリカやイギリスなどで運用される。

陪審員の数はアメリカやイギリスでは12人、フランスではそれに加えて専門家3人がなる。ドイツでは、職業裁判官と市民がともに裁判にあたる参審制を導入している。

判事は法廷を主催する司会を行い、陪審員が偏見を与えれられたり、不適切な証拠が法廷に持ち込まれることを防ぐ。陪審員が行った決定に基づき、判事は量刑を決定する。

判事は陪審員の判断が証拠を無視した著しく不適切なものであると判断した場合は、陪審員の決定を取り消すことができる。

アメリカでは、州によって法律が異なるので、陪審のあり方も異なる。たとえば、カリフォルニア州では、検察、弁護側双方が、陪審の候補者に直接質問し、その結果によって忌避を求めることができる。このため、選任だけで数日、時には数週間かかるというケースさえある。一方、ニューハンプシャー州では、殺人事件以外では当事者から質問することはなく、裁判官が候補者全員に質問を読み上げ、選任に15分前後しかかけない。

陪審の導入には、以下のメリットが挙げられる。

・法的な杓子定規ではなく、市民の常識が反映される。
・市民がより裁判に関心を持つ。
・短期間で結論を出さざるを得ず、それが当事者にとっても望ましい。

一方、以下のデメリットが挙げられる。

・陪審員の感情や偏見に左右され易い。
・仕事、育児や学業に影響が出るので、陪審員の確保が大変である。
・わずかながらとはいえ、費用を支払うので、その金額負担が大きい。

実はこの陪審員の召喚状というものは、18歳以上のアメリカの市民権、永住権が無くとも、配偶者が就労、配偶者又は本人が学生、又はそれ以外の観光を除く在住ステイタスVISAを持つ成人した者ならば、ランダムに選出され突然送られてくるらしい。ちなみにショーンは今回3回目の召喚状。
簡単に言えば、観光目的以外で、3ヶ月以上アメリカに在住して、入国手続きと在住手続きが法的にされてる外国人ならば、選ばれる可能性は十分にある。
しかし、陪審員になるにはアメリカの市民権が必要。つまりアメリカ国籍を持っている人しか陪審員になれる権利がないのだ!
ではなぜ、観光目的の滞在以外のあらゆる人に届くのか、はなはだ疑問だわ。。。

もし、出廷不可の場合、依頼書にある法廷日の数日前までに連絡しないと、出廷可能とみなされてしまう。
それで、当日に出廷してこなかった場合、それは法律違反行為を自発的に行ったとされ、法的処分を強制的に受ける事になり、ほとんどの州は罰金刑。
たとえ都合をつけて出廷しても、「いや、君、今日はいいや。帰っていいよ。」と帰される場合もあるとか。

皆さん、もし州や市、郡などから、陪審員依頼がハガキ又は封書で郵送されたら、必ず出廷の有無を知らせましょう。
しかし、市民権や英語力があっても、裁判用語は大変難しいので、法律を勉強してる外国人以外には、とても困難な仕事といえる。
とはいえ、アメリカの一面を垣間見る素晴らしいチャンスでもある。
つまり、陪審員として裁判に参加したい場合は、市民権を取れっということになるんだろうねー。
ちなみに、会社にお勤めの方は、出廷日は会社規定外特別有給扱いになり、ちゃんと給与が出る。その上、裁判所から交通費も支給される(ガソリン代、駐車場代、可能)。

ショーンがいったいいつまで行かなければならないかというと、その裁判の評決が出るまでなので、込み入った事情の場合の裁判だと、それだけ長くかかり、陪審員の負担も大きくなるわけで、ホント、大変よね。

日本にも陪審制を取り入れてはどうかとの動きもあるらしいが、お国柄難しいと思うなー。
法が罪を裁く日本と、人が人を裁くアメリカ、どちらがいいのでしょうか。
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  1. 2006/07/05(水) 20:20:11|
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